【海外留学】語学留学を振り返って

語学留学

2017年の6月から8月までの約3カ月、オーストラリアのゴールドコーストに語学留学をした。留学のことを振り返ってみての感想を、当時残しておいたメモの内容を元に紹介する。

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語学学校

私が通ったのはゴールドコーストにあるLangportsという語学学校です。ブリスベンやシドニーにもキャンパスがあるようでなかなか規模が大きく、オーストラリアではそれなりに名の通った語学学校のようです。サーファーズパラダイスという中心街にあり、ロケーションは抜群でした

学校の雰囲気は一言で言えばアメリカのドラマに出てくるハイスクールのような感じでした。ほとんどが20代前半辺りの年代で、人付き合いはのノリは大学生的なものです。私のような社会人経験者はごく僅かでした。生徒は日本・韓国・台湾などの東アジア系と、ブラジル・コロンビア・チリなどの南米系が大半で、少数ですがスイス人もいました。また、海外のスクールからまとまった生徒を受け入れることもよくあるようで、私が通っていた時期などはUAEのジュニアハイスクールから大量の学生が来ていました。やはり同じ国籍同士で固まってしまう傾向が強かったです

授業の雰囲気は、クラスによりけりですが、全体的に良くも悪くも賑やかな感じでした。静かに集中して英語の勉強をしたい人には、あまり向いていないかもしれません。

1日のスケジュール

語学学校は月から金まで、1日では1コマ1時間の授業を午前中に3コマ、午後に1コマといった感じでした。ちなみに金曜日は、授業は午前中のみで昼からは卒業式を30分ほど行って終わりでした。

学校で勉強する時間は正味4時間ほどでそこまで多くないので、平日でもフリーな時間はたっぷりあります。勉強に追われるという感じはしないため、ワーホリ目的であればアルバイトで働くための時間は十分確保できると思います。一方でどっぷり英語を勉強したいという目的であれば、フリーな時間を使って自習をしっかりしないと、効率的な英語力取得は叶わないかもしれません。

また、土日は完全フリーで、学校が主催する観光アクティビティに参加したり、友達同士でBBQをしたりと各々好きなように過ごしていました。

英語力


私は一般英語クラスTOEICクラスを受講していました。一般英語クラスは、文法を毎日午前中に2コマ、リーディング・スピーキング・ライティング・リスニングを週に1コマづつ、午後はオプションでカンバセーション・ボキャブラリーの中から各自が好きなものを選択する形でした。割とゆったりとしたカリキュラムで、先に書いた通り語学学校だけでは英語漬けといった形にはならないかと思います。

やはり英語を飛躍的に伸ばすには、フリーの時間にしっかりと自習する時間を作ること、ホストファミリーやルームメートなど誰でもいいので英語で会話する機会を多く持つことが鍵だと感じました。

私の場合、約3カ月の留学で伸ばすことができたと感じたのはリスニングです。日常会話の中でも相手が言っていることを反射的に理解する力はある程度ついたと感じます。学校の授業以外でもスマホのポッドキャストでTEDなどを聞いていたことも効果的だったと思います。
 

一方で、スピーキングはあまり伸ばせたという実感はありませんでした。自分が主張したいことを表現するのに、瞬間的に単語を選んで頭の中で正しい文に並べ替えるのが苦手で、スムーズに口から発せるのは簡単なフレーズ程度です。反省点としては、授業以外で会話する機会が絶対的に不足してしまったことです。割合的に日本人と接することが多く、もっと積極的に英語で会話できる環境に身を置くべきだったと感じます。

TOEICコースも受講しました。文法の説明を受けて、ひたすら問題演習するというスタイルでしたが、一般コースよりかは確実に英語の知識をつける事が出来たと思います。コースの最初の授業と最後の授業で模擬テストが有ったのですが、スコアを165点伸ばす事が出来ました。最後のテストの方が難易度が易しめだった気がしなくも無いですが。笑

雑感

あっという間の3カ月でしたが、それなりに満足出来る語学留学だったと感じました。ゴールドコーストは気候も良くとても過ごしやすい場所で、リラックスしながら勉強できたとともに、自身の趣味であるサーフィンやラグビー観戦も楽しむ事が出来ました。
 

ただ、良くも悪くもゆったりとしているので、私自身もそうでしたが、短期間で英語を本当に集中して伸ばしたい人には若干物足りなさを感じるかも知れません。

留学を成功に導くうえで、どんな環境が適しているかは人それぞれだと思いますが、大切なのは自分の判断で責任を持って選択し、選んだ環境で最善を尽くす事だと思います。

おわりに

人生で一度は経験してみたかった海外生活を語学留学という形で実現出来ました。それなりにコストは掛かりましたが、自身のキャリアを考えた上でも、転職を機にできたすきまの期間を今回の留学に費やした事は間違いでは無いと信じています。この経験を土台にして学習を継続し、英語スキルを更に向上させていきたいです。

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