【ゴールドコースト滞在】動物と出会えるおすすめローカルスポット

留学生活

カンガルーなどオーストラリアならではの動物を見ることができるゴールドコースト近郊の動物園といえば、シーワールドやカランビンワイルドライフサンクチュアリーが有名所としてよく挙げられます。しかし、他にも、ローカルに愛されている穴場的な動物園や公園も存在します。とっておきのスポットを2つ紹介したいと思います。

スポンサーリンク

デビットフレイ・ワイルドライフパーク David Fleay Wildlife Park

バーレイヘッズにあるデビットフレイ・ワイルドライフパークは、こじんまりとしていてそれほど知名度の高くない動物園ですが、 コアラやワラビーやワニ、さらにはカモノハシなど、オーストラリアならではの動物は一通り見ることができます。混雑もないため、静かにゆっくりと見て回りたい人に特におすすめです。カモノハシは一見の価値ありです。

David Fleay Wildlife Park
Nestled in the heart of Burleigh Heads, David Fleay’s is a wildlife park with a difference! Stroll through the tranquil surroundings to experience some of Queen...

入場料


2017年8月時点で以下の料金となっています。ゴールドコーストからの観光先で人気のカランビン・ワイルドライフパークの半額以下ですが、日本の動物園と比べると、決して安いとは言えないかもしれません。

  • 大人  AUD 22.25
  • 子供(4-17)  AUD 10.15

アクセス


バーレイヘッズ国立公園の裏手に位置しており、サーファーズパラダイスから約25分、ゴールドコースト空港から約15分の距離にあります。バス停が走る大通りからは結構離れているので、タクシーを利用するか、レンタカーでのアクセスが便利です。私はレンタカーでアクセスしました。なお駐車場は50台以上のキャパシティがある様子でしたが、訪問した土曜日の昼過ぎでに停まっていたのはわずか10台程度でした。満車で止められないという心配も少なそうです。

園内散策


動物園内にはぐるっと一周する形で見学コースが設けられています。それほど大きな動物園ではないので、コースは30分もあれば一周出来てしまうぐらいの長さです。また、1日に何種類かショーが開催されております。チケット購入時に係員が詳細を教えてくれると思いますが、英語が上手く聞き取れなかった場合でも、同時に渡されるパンフレットで確認可能です。


公園は、元々あった自然を簡易に仕切った感じのスタイルで、人の手が加えられ過ぎていないナチュラルさが良かったです。沼地には多種多様な鳥類が見られ、コアラやワラビーやワニなどのオーストラリアならではの動物もしっかりと見ることができました。ちなみにカンガルーはいませんでした。


また、夜行性動物を見ることができる施設も設置されており、そこではモモンガをはじめとする夜行性動物の他、とても珍しいカモノハシを見ることが出来ます。

カモノハシとは

カモノハシは自然界で最も奇妙な動物だ。事実、初めてこの動物の標本を見た科学者は、違う動物を繋ぎ合わせた偽造標本ではないかと疑った。カモノハシについて説明するには、よく知られたほかの動物にたとえるのが一番わかりやすいだろう。水かきのついた足とクチバシはアヒル、しっぽはビーバー、胴体と毛皮はカワウソといった具合だ。オスはうしろ足のかかと部分に鋭い毒針を持っており、敵に猛毒のキックをすることがある。

ナショナルジオグラフィック日本版サイトより


上記のようにエキセントリックな外観をしたカモノハシは生態系も独特で、哺乳類でありながら卵生であり、大きなくちばしと毒腺(後ろ足の蹴爪)を持つ、鳥類と爬虫類的な特徴を併せ持った生物です。また、生きた化石と呼ばれるほど生態の歴史は古く、恐竜のいた中生代まで遡るようです。


夜行性ということもあり実際に飼育されている場所はかなり暗かったのですが、それでも泳いでいる姿ははっきりと確認できました。私自身はカモノハシについて勝手にのんびりしたイメージを持っていたのですが、結構活発に泳ぎ回っていて、その様子は中々可愛らしかったです。とても奥の深いおもしろい生き物なので、個人的にはカモノハシはオーストラリアで見るべきおすすめ動物のナンバーワンです。

クーンババ国立公園 Coombabah Lakelands Conservation Area

もう一つのおすすめスポットは、クーンババ国立公園です。

オーストラリアでは至る所にカンガルーがいるというイメージがありますが、もちろん街中を跳ね回っているわけではなく、普通に観光していると動物園に行かない限りは目にする機会がなかなか無いと思います。

ゴールドコーストでも同様で、普通にサーファーズパラダイス周辺を観光するだけでは、カンガルーと遭遇できる可能性は限りなくゼロに近いです。ゴールドコースト近辺にはカランビン・ワイルドライフパークなど、数箇所動物園があり、カンガルーを見に行くにはそのような動物園に行くのが手っ取り早いと思いますが、ゴールドコースト近辺の動物園はどこも思ったより入場料が高いですよね。もちろん、ゴールドコーストにも野生のカンガルーを無料で見られる場所があります。その中で最もおすすめなのがクーンババ国立公園です。

Object moved

入場料

無料

アクセス


サーファーズパラダイスから車で20〜30分ほど北西に行った郊外にあり、直接公園内へ乗り入れできる車が便利です。道のりも、サーファーズパラダイスの中心部から延びる2号線をひたすら直進するだけで、公園の外周まで辿り着くことができるので簡単です。

バスを利用する場合は、719番のバスが停まるバス停が最寄りですが、そこから公園内を15分程度歩く必要があります。

ツアーとしてナチュラルブリッジのツチボタル観察に組み込んだプランもあるようです。

公園散策


公園のゲートを通過し、道なりに進んで行くと、開けた芝生広場に出ます。サウスポート空港の滑走路がある反対側です。

道路脇の駐車スペースに車を止め、芝生広場に踏み入ります。目線を上げると、200mほど先に沢山の野生のカンガルーの姿が見えました。想像していた以上の規模で、100匹を超えるカンガルー達が草を食べていたり元気に跳ね回っていたりと、その光景はなかなか驚かされるものでした。食事中のカンガルーの群れに近寄っていくと、一斉に顔をあげて不審げにじっとこちらを見つめてきます。その様子がなかなかシュールで笑えます。そんな感じで一応警戒はしているようですが、こちらが足を止めると再び草を食べ始めます。そろりそろりと近づいていくと思いのほか逃げないので、2m程の距離から写真撮影を楽しむことができました。


なお、公園内にはウォーキングコースも整備されています。美しい木立の中をカンガルーが跳ね回るのを見ながら散策するのもおすすめです。コアラも生息しているので、是非探してみて下さい。

ゴールドコースト近辺で無料で手軽にカンガルーを見たい方は、クーンババ国立公園を訪問されるのがおすすめです。生息しているカンガルーの個体数はかなり多いので、ほぼ間違いなく遭遇することができます。運が良ければコアラも見られます。最後に一点、芝生にはフンが沢山落ちていますので、汚れても大丈夫な履き物で行かれることをお忘れなく。

タイトルとURLをコピーしました