どちらかというと治安があまりよろしくないイメージが強い南米。しかし、格安旅にはバス移動は欠かせない。
実際に移動したペルー〜ボリビア〜チリの区間の様子を以下に記録しておきたいと思います。何かの参考になれば幸いです。(2017年の情報です)
Cusco 〜 La Pas
- バス会社: Trans Salvador
- クラス : カマ (3列セミフラット)
- 乗車場所: クスコバスターミナル
- 降車場所: ラパスバスターミナル
- 所要時間: 14h (22:00〜12:00)
- チケット購入方法: アルマス広場付近の旅行代理店にて
- 料金: 80ソル (プラスターミナル利用税 2ソル)
- 支払い: 現金
- オススメ度 : 1 (5段階評価)
悪評があるデサグアデーロの国境を通るバス。旅行代理店に確認した際にはコパカバーナ経由で入るルートだったが、実際は違った。
バス内は換気が出来ないのかむっとした匂いが漂っており、空調も作動していないのでかなり冷え込んだ。ブランケット配布等もなし。
デサグアデーロの国境越えは、ペルー側の幹線道路でバスを降ろされ、国境まで15分ほど歩いて出入国スタンプを貰ってバスに戻るというスタイル。
国境を越えてからボリビア警察に別室で荷物チェックを受けたが、賄賂等は請求されなかった。
国境周辺は朝早くにも関わらず現地人で大混雑しており、イミグレには長蛇の列。一時間以上かかってようやくスタンプをゲットしバスを探すがどこにもいない。2時間以上探すも結局見つからず、別のローカルバスを拾ってラパスへ。
ラパスバスターミナルのバス会社窓口を訪ねてみると、バス内に置いておいたザックが置かれていた。身体だけ国境に普通に置いてかれたようだった。説明も謝罪もなし。いい点が皆無。
Tour PeruやTiticacaといったバス会社を利用すべきだった。
Desaguadelo 〜 La Pas
- バス会社: ローカルバス(名前は不明)
- クラス : ノーマル
- 乗車場所: デサグアデーロの国境から4ブロックほど行った通り
- 降車場所: ラパスバスターミナル付近
- 所要時間: 2h (12:00〜14:00)
- チケット購入方法: 乗車時に係員から
- 料金: 15ボリ支払い: 現金
- オススメ度 : 3 (5段階評価)
クスコからボリビア国境まで乗ってきたバスがどうしても見つからないので、そこらへんで客引きをしていたバスに乗ってラパスに向かうことにした。
ローカルバスだけあって安価だが、乗客は自分以外は現地人で、荷物をこれでもかというほど山積みにしていたのでかなり窮屈だった。ただローカル感溢れる感じは新鮮で嫌いじゃなかった。
ラパスでは何箇所か停車し、バスターミナルへの最寄は10分ほど歩く停留所だった。停留所〜バスターミナル間の移動は運良く現地の人に引率してもらうことができた。
強盗が多発し、治安が悪いことで有名な街なので、降りるところを間違えると本当に命取りになりかねないので、確実に確認を取った上での行動が大事。
La Pas 〜 Uyuni
- バス会社: Trans Turistico Omar
- クラス : カマ (3列セミフラット)
- 乗車場所: ラパスバスターミナル
- 降車場所: ウユニバスターミナル
- 所要時間: 9h (20:00〜5:00)
- チケット購入方法: ラパスバスターミナルのバス会社窓口にて
- 料金: 120ボリ (プラスターミナル利用税 2.5ボリ)
- 支払い: 現金
- オススメ度 : 4 (5段階評価)
カマクラスのチケットは最初は150ボリと言われたが、何も言わずに120ボリに下げてくれた。ちなみにセミカマは確か100ボリほど。
バスは2階建てで、内部は暖かく毛布も配布された。かなり快適だった。
Uyuni 〜 San Pedro De Atacama
ウユニで2泊3日のツアーに参加。最終日にチリの国境にで解散となり、そこからバスでチリ・アタカマまで移動。
ツアーはウユニ塩湖やラグーンを巡りながらアンデス山脈を4WDで走るというもので、塩のホテルに宿泊したり温泉に入れたりもできておすすめ。
San Pedro De Atacama 〜 San Tiago
- バス会社: turbus
- クラス : セミカマ
- 乗車場所: アタカマバスターミナル
- 降車場所: サンティアゴバスターミナル
- 所要時間: 22h (11:45〜10:00)
- チケット購入方法: アタカマバスターミナルのバス会社窓口にて
- 料金: 2,600ペソ
- 支払い: クレジットカード
- オススメ度 : 4 (5段階評価)
turbusはチリのバス大手。大手だけあってクオリティは悪くない。
カマはセミカマの倍の料金だったのでセミカマをチョイス。セミカマでも座席スペースは十分あり、長い移動時間もそれなりに快適に過ごせた。
ジュースとお菓子の配布あり。途中、Antofagastaという街のバスターミナルで15分ほど休憩があった。