【20種類のスパイス】GABAN 手作りのカレー粉セットで激旨本格スパイススープカレーを作ってみた
たまたまAmazonで見つけたこの【GABAN 手作りのカレー粉セット】。20種類のスパイスが入って500円ちょっとと安く、本格的なスパイス料理が試せるとあって、即購入しました。
翌日届いたスパイスセットを使って、早速スープカレーを作ってみたので、その様子をレビューしたいと思います。
GABAN 手作りのカレー粉セットでカレーパウダー作り
セット内容
四角い箱の中に、個別に包装された色とりどりの20種類のスパイスが入っています。
説明書には、これらのスパイスをミックスしてカレーパウダーを作る方法が記載されているほか、チキンカレーとキーマカレーのレシピも記載されています。
作り方
全てのスパイスをミックス
まずは、20種類のスパイスをミックス。袋に入っている分を全て空けて、フライパンにぶちまけていきます。カエンパウダーのみ、お好みの辛さに合わせた量を混ぜ合わせます。(丁寧に作るなら、説明書通りに別にボウルを用意して混ぜ合わせます。)
袋をひとつ開けるごとに、そのスパイスの香りが漂ってきて、ちょっと新鮮な気分にさせてくれます。普段あまり嗅ぐことのない様な、エキゾチックな感じと言ったら少し言い過ぎでしょうか。楽しい作業でした。
油を入れたフライパンで弱火で炒める
さて、当然ながらフライパンの上は色んなパウダーで埋め尽くされています。
少し惜しい気持ちになりながらへらを使ってかき混ぜ、全体が満遍なく均等化したら、サラダ油を大さじ1加え、弱火で加熱します。
焦がさない様細心の注意を払いながらゆっくりとヘラで5〜6分程度掻き混ぜます。
火を止めて冷まし、1〜2日冷蔵庫で熟成させる
香りが安定してきたら火を止め、そのまま冷まし、完成です。(量にして約40人前です!)
このまますぐに料理にも使えますが、密閉して1〜2日冷蔵庫で熟成させた方が味が良くなるとのことで、ジップロックに移して冷蔵庫で保管します。
カレーパウダーを使ってスパイススープカレーを作る!
次は、寝かせたカレーパウダーを使って実際にカレーを作ってみます。
オーソドックスなものからは外れますが、スパイススープカレーを作ってみることにしました。
スープカレーといえば札幌が本場ですが、本場の味を食べられる都内の店として、新宿の東京ドミニカが有名です。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13124113/
私も一度食べたことがありますが、感動的な美味しさでした。あわよくばあの味を自分で再現したいと思い、スープカレーに挑戦です。
材料と下ごしらえ
まずは使用した材料と下ごしらえの様子をご紹介します。
材料(2人分)
- 鶏肉(手羽元):4本
- 玉ねぎ:1/2個
- カットトマト: トマト缶の1/2分
- にんじん:1/2本
- じゃがいも:小2個
- 卵:1個
- たけのこ:1/2本
- ハーブソルト:少々
- カレーパウダー:大さじ1
- バジル(乾燥):少々
- にんにく(チューブ):1片
- しょうが(チューブ):1片
- 水:1,000ml
- 塩:適量
- コンソメキューブ: 2個
下ごしらえ
皮付きのものは全て皮を剥いておく
玉ねぎを縦と横に薄くスライスし、細かくする
にんじんを2〜3cm片にざっくりと切る
じゃがいもは格子状に4〜6等分に切る
たけのこは横に半分に切り、穂先側を縦に半分にし、さらに2cmぐらいの薄さで切り分ける
店で食べた際、ごぼうの様な根菜類が入ってみて美味しかった記憶があるので、アレンジとしてタケノコを入れてみることにしました。では、作る様子の紹介に移りたいと思います。
スープカレーのレシピ
【作り方】
手羽元に塩胡椒をまぶして中火で焼き、焼き色をしっかり付ける。
フライパンを熱した後、塩胡椒をした手羽元を入れます。鶏皮の脂が出るので、油を敷くかどうかは自由です。
切り残った野菜(皮やヘタ等)を鍋に入れ、中火で焼き色が付くまで焼く。
皮やヘタなど、野菜の切り残った部分を全て鍋に入れて、中火で5〜10分ほど炒めます。香ばしさを出したい場合はよく炒めます。
水1,000mlを加え、強火で一度煮出たせたのち弱火で20分程度煮込みスープを作る。
こんがり焼き色がつき始めたら、水1リットルを加え、煮込みます。(トータルの煮込み時間を短くしたければ、水は800ml程度でもOKです。)
フライパンに油を引き、強火で玉ねぎをアメ色になるまで適宜かき混ぜつつ炒める。
油を大さじ1敷いて、ゆっくりかき混ぜつつ強火で焼き上げます。多少の焦付きは気にしません。(一気に焦げついてしまわない様、差し水を繰り返しして、水分を含ませながら炒めると失敗しにくいです)
飴色になってきたら、にんにくとしょうがを加えて混ぜる。
一緒に差し水をすると、全体に馴染みやすくなります。
カットトマトを加え、水分がなくなるまでしっかり炒める。
トマトの塊をヘラで押しつぶしながら炒め、水分を十分に飛ばします。徐々に粘度が高まり、ペーストのようになります。
弱火でカレーパウダー・バジル・ハーブソルト・塩を加えしっかり混ぜ合わせる
カレーペーストが出来上がってきます。これに塩味と風味をしっかりと加えていきます。
煮込んでいた野菜をざるでこし、スープを取る。
野菜の切れ端を取り除くと、旨味が濾し出たスープが取れます。結構茶色いです。
スープを鍋に戻し、手羽元・にんじん・じゃがいも・コンソメキューブを加え、強火で一煮立ちさせたのち、ごく弱火で30〜40分煮込む。
スープへ準備しておいた具材を一気に投入します。
具材の容積を考慮していなかったので、スープが鍋にひたひたになってしまいました。
吹きこぼれないよう注意しながら煮込みます。
40分ほど煮込み、丁度いいスープの濃さになってきました。大分水分が飛んでいるのが分かります。
完成!
最後に塩味を調整して完成です。薄味だったので、コンソメキューブを1つと塩小さじ2ほど追加しました。
あまり上手くない盛り付けですが、ゆで卵などを乗せると彩りも豊かになります。
ご飯もターメリックを入れて炊いて黄色にしてみました。雰囲気が出て美味しくなった気がします。笑
GABANの沢山のスパイスを使ったカレーと野菜のだしがバランスよく混ざり合い、とてもコクのあるスープカレーが完成しました。我ながら大満足です。
残りのカレーパウダーも豊富にあるので、いろいろとアレンジレシピも試してみたいと思います。