【ゴールドコースト滞在】ハーフマラソン初挑戦

留学生活

ゴールドコーストでは毎年7月にマラソンが開かれています。日本人が参加する海外マラソンといえば、ハワイのホノルルマラソンが有名ですが、このゴールドコーストマラソンもその土地柄から日本人が参加しやすいマラソンの一つです。実際、日本人も有名ランナーに限らず、市民ランナーも毎年多数エントリーしており、浸透度も高い方と言えると思います。私自身も折角の機会なので2017年大会のハーフマラソンにチャレンジしてみることにしました。

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概要


フルマラソンは、ゴールドコースト空港から市街地中心部までの42.195kmを走るコースです。特徴としては、ほとんどが海岸付近を走るコースのため、コース全体での高低差がほぼ無い点が挙げられ、また季節的に冬となり気温が上がり過ぎないという条件と相まって、好タイムが生まれやすいコースと言われています。フルマラソンの他、ハーフマラソンや10kmラン、キッズランや車椅子マラソンなど幅広いオプションが用意されており、体力と相談してのプランニングが可能です。申し込みとエントリー申し込みはネットで行いました。

日本語の案内も充実しており、特に不自由さは感じませんでした。参加費はレースによって異なりますが、ハーフマラソンは約13,500円でした。フルマラソンはもう少し掛かるようです。

申し込み後、本番の2〜3日前にエントリー及びゼッケン受け取りが必要となります。場所はブロードビーチにあるコンベンションセンターです。エントリーカウンター以外にもスポンサー企業のブースが数多く設置され、マラソングッズが販売されていました。

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マラソン当日

当日は朝の6:00がスタート時間でした。ハーフマラソンのスタート地点はサウスポートのブロードウォーターパークランドで、そこから北に10km行って折り返して戻ってくるというコース内容でした。(フルマラソンはゴールドコースト空港がスタート地点です。)トラムに乗り、スタート時間の30分前に開場入りしました。マラソン参加者はトラムが無料なのが嬉しいです。

荷物預かりのブースに手荷物を託し、早速スタート地点へ向かいます。すでに大勢の人でごった返していました。オージーが大半ですが、アジア系もちらほらいました。日本人と思われる参加者も割といた印象です。自分もいそいそと行列の人混みに加わります。

スタート地点はランナーの実績タイム(自己申告制)ごとにABCDの4つのゾーンに区切られており、タイムが早いほどスタートラインに近いゾーンでスタートできる仕組みです。自分はゾーンCでのスタートとなりました。

マラソンスタート

開始時刻になり、スタートの合図が出されました。自分のスタート位置は恐らく全体の真ん中より少し後ろよりだったと思いますが、中々動き出さないので、周りの人は皆記念撮影を楽しんでいました。結局スタートラインを跨いだのはマラソンスタートから10分ほど経った後でした。

空がようやく白み始めた早朝ですが、沿道にはすでに大勢のギャラリーが声援を送っていました。清々しい朝の空気の中を走るのはとても気持ちがいいものでした。気温は15〜20度程度で空気もカラッとしているので、とても走りやすい気候でした。また、コース上には何箇所も給水所が設置されており、水やスポーツドリンクを摂取できるので、脱水症状になる危険性は低いと思われます。トイレ休憩の仮設トイレも何箇所かありました。全体の1/3ほど走ったあたりで早くも折り返してきた先頭集団とすれ違います。中には学生の日本人ランナーの姿もありました。心の中で声援を送りつつ、自分もペースを上げます。

折り返し地点を過ぎると、周りのランナーのペースも大分落ちてきた印象でした。自分もちょっとずつ脚が重くなってきたのを感じつつ、ペース保とうと必死に脚を前に運びます。これまでの自己最長の15kmを超えた辺りから疲労の蓄積で脚が痛み始め、18km辺りで息が上がり始めましたが、脚を止めることなく無心で走り続け、1時間49分48秒で無事ゴールすることができました。順位は、8207人中で上位から丁度3割に入るぐらいでした。

レース後

ゴール後はゴールブースに用意されていたオレンジ・バナナ・スポーツドリンクで栄養補給。そして完走記念のメダルとTシャツを受け取り、さっと着替えを済ませ、芝生広場でリラックスです。天気は快晴、最高の気分でした。

ハーフマラソンのゴールがクローズすると、今度は続々とフルマラソンランナーがゴールし始めました。市民ランナーとして有名な川内優輝選手の姿もありました。フルマラソンランナーは自分が走ってきた道のりの倍の距離を走り切っていることを考えると、その体力と精神力にはただただ驚嘆させられる思いでした。

表彰式は芝生広場で行なわれました。ハーフマラソンのトップは日本人の山岸選手でした。また男子フルマラソンではトップが野口選手で3位に川内選手、女子フルマラソンでは竹中選手が3位に入りました。日本人強し。そして竹中選手めちゃかわいい。

おわりに

人生初のハーフマラソンで、21kmは自己最長距離でしたが、なんとか無事にゴールすることができました。とても貴重な経験ができ幸せでした。夢はフルマラソンを完走です。

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