【ゴールドコースト滞在】ゴールドコーストの生活事情

留学生活

豊かな海とビーチと木々に囲まれるゴールドコーストは、年中温暖な気候で年間300日は晴れると言われます。年中快適に過ごせる(夏は少し暑いですが)環境がリゾート地として人気を集める大きな理由の一つです。約3カ月間滞在して感じた生活事情を衣食住にスポットを当てて紹介します。

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基本的に冬でも日中は半袖半ズボンで過ごすことが出来ます。一方で空気はカラッとしており、日が弱い日や夜は風が肌寒く感じることもあるので、長袖の上着も必要です。厚手のものは不要です。街歩きしている現地の人も半袖短パンが大多数です。

サーフカルチャーが浸透しているだけあって、有名サーフブランドのアパレルショップが至る所で軒を連ねています。ファストファッションでは、オーストラリア初のCotton Onがポピュラーです。大型ショッピングセンターには高級ブティックやユニクロ、H&Mなどの海外ファストファッションのテナントも入っています。価格的には日本とほぼ同等といった印象ですが、郊外のアウトレットモールでは有名ブランド(特にサーフブランド)のアイテムが手頃な価格で購入できます

街中にはファストフード・イタリアン・中華・インド・韓国・日本等のレストランがたくさんありますので、食べ物が口に合わなくて困る、といった心配はしなくて大丈夫です。ちなみに、オーストラリア料理というものはなく食文化には独自性があまりありませんが、何か挙げるとすれば、BBQ好きという点があります。マンションのテラスをはじめ公園などの公共スペースにもBBQ用のグリルが設置されており、毎週末には家族や友人が集まってワイワイとBBQを楽しんでいる姿がよく見られます。

その他印象的な事として、ゴールドコーストはハンバーガーや海鮮が美味です。また、カンガルーやワニの肉もスーパーに普通に売られています。オージーはベジマイトという塩辛いものを食パンに塗って食べますが、それを口にしたほとんどの日本人は顔をしかめます。

また、基本的に外食は高いです。ランチは10ドル、ディナーは15ドルあたりが相場です。ファストフード店の一番安いセットでも最低5ドルはします。従業員の最低賃金が日本よりも高いので、必然的に販売価格も日本より高くなっている形です。

一方で、スーパーマーケットで販売されている食料品の価格は日本とほぼ同等の印象です。長期滞在する人にとっては、自炊が最も効果的な節約方法の一つとなります。お惣菜やお弁当はほとんど売っておりませんが、大体のレストランではテイクアウトが可能です。店員に持ち帰りたい旨を申し入れれば、容器に詰めて渡してくれます。テイクアウト可能なものの中ではピザが安いです。日本ではピザチェーン店で購入すると安くても1000円以上しますが、こちらでは500円(5〜7ドル)程度で購入可能です。

ゴールドコーストでは、フラットシェアと呼ばれる、アパートメントなどの物件のユニットを何人かでシェアするスタイルが一般的です。サーファーズパラダイス周辺のビル群もほとんどがタワーマンションで、フラットシェア用の物件も数多くあります。中には、プール、ジャグジー、ジム、ゲームコーナー、BBQスペース等を備えた豪華な物件もあります。

家賃は、安いところだと週当たり1万円台で借りる事が出来ます。留学生もホームステイの他、このようなフラットシェアを選択する学生も多くいます。エージェントや語学学校が大抵最初の滞在先を紹介してくれますが、経済面を重視する場合は、最初のステイ先の滞在日数は最低限にして、現地でリーズナブルな物件を探してみるのがおすすめです。物件探しはFlatmateや日豪プレスといったサイトで可能です。