世界でも屈指のアウトドアブランド・Patagoniaのロゴマークともなっていることで有名なのが、パタゴニア地方にあるフィッツロイ山。
山へは、拠点の町エル・チャルテンから日帰りで登ることができる。朝焼けに鮮やかに染まる様子が美しく、それを目当てに道中でキャンプを張って早朝に合わせるスタイルも人気だ。
日中の時間帯に実際に日帰りで登ってみたので、その様子を記録したいと思う。
出発準備
フィッツロイ登山の拠点となる街がエル・チャルテン。登山口は町のすぐ外れにあるので、非常に便利。また、街自体は歩いて15分程度で端から端まで移動できてしまう程でごく小規模。一応、メインストリート沿いにはホステルやレストラン、土産屋やスーパーなどが一通り揃っている。
登山口付近にあるRancho Grandeというホステルに大きな荷物を預け、登山靴・デイパック・水と軽食を携行し出発。このホステルはレストランも併設されており、休憩のみの利用も可能なので登山客には使い勝手が良い。
山行の記録
13:08 登山口
登山口はバスターミナルのある街の入り口から街の反対側まで続く道の終点にある。 Hostel Las Cuatro Estacionesの先あたりの場所だ。
14:10 カプリ湖
小さめな湖。フィッツロイがはっきりと拝める。休憩場所としてもってこいな感じ。
15:00 キャンプ・ポインセノット
朝焼けを拝むためならここに一泊するのもあり。
15:10 リオ・ブランコ
ここから最後の急登が始まる。大き目の石が増え始めるので足元注意。
15:50 トーレ湖
山の中腹にある湖。これより先は本格的なクライミングの装備が必要となってくるため、通常の登山客にとってはここがゴール。山頂を間近で見ることができて、迫力は満点。
16:40 トーレ湖
折り返して、下山開始。
17:10 リオ・ブランコ
17:23 キャンプ・ポインセノット
18:12 ミラドールフィッツロイ
ルートは途中で分岐している箇所がある。帰りは別ルートを通ってみる。
19:00 登山口
入山時間が遅めだったのでハイペースで登ったが、この時間になってしまった。午前中には入山しておくべきだったのが反省点。
おわりに
エル・チャルテンを拠点にすれば、フィッツロイの他にもセロ・トーレという山にも登山が便利だ。(こちらはフィッツロイよりも距離が長いため時間がかかる)
また、バスターミナルがある町の入り口側にも小高い丘があり、町が一望出来る。軽いハイキングとして行ってみるのもおすすめ。