この後のプランは、パンガン島とタオ島を経由しながら、首都バンコクを目指すというもの。まずはプーケットからパンガン島への移動だ。メジャーな移動方法は大きく2つに分けられる。
移動方法
一つ目は、プーケットからサムイ島まで飛行機で飛んで、サムイ島からパンガン島までをボートで行くルート。移動時間は半日掛からないぐらいだが、価格は一万を超えるくらいで結構高い。
二つ目は、バスで陸路をドンサックという港町まで行き、そこからボートでパンガン島へ行くルート。移動時間は10時間、価格は600バーツ(約2,000円)。
節約旅なので、もちろん後者を選択することにした。バスとボートがセットなったジョイントチケットをネットで事前に購入しておくことにした。ちなみに、チケットはバスターミナルだと550バーツで購入可能だった。(料金は変動している可能性があるので、現地で確認するのをオススメする。)
第二バスターミナル|プーケットタウン
プーケットからドンサックへ行くバスは、プーケットタウンの第2バスターミナルから出ている。プーケットタウン中心部からは少々離れているので、タクシーなどを利用するのがベターだ。自分は節約しようとして重いザックを背負って暑い中を汗だくになりながら1時間ほど歩いたが、結構しんどかった。
バスターミナルを出発したのは朝9:00。プーケットタウンの街中で何人か人を拾い、バスはすぐに満車になった。オンボロバスで、エアコンもあまり効いていない感じだったが、座席はそれなりに広く、まずまずの乗り心地といったところ。
プーケット島とタイ本土をつなぐ橋を渡ると、後はひたすらジャングルの中を進んで行く。道は綺麗に整備されており、終始揺れも少なく快適だった。途中、ヤシの木が生い茂るジャングルの中にでかい岩山が何個も現れ、ダイナミックな車窓の景観も楽しめた。
フェリーへ乗り継ぎ|ドンサック
プーケットタウンを出発して5時間半ほど、途中一度の20分程度のトイレ休憩を挟んで、ドンサックという街のRaja ferry portでバスを下車した。同じバスにはパンガン島行きの欧米人が何組か乗り合わせていたので、下車のタイミングを逸することはなかった。
港での乗り継ぎは約1時間半ほど、待合室で潮風に吹かれながらのんびりと過ごした。
出発の30分前になり、ボートに乗り込んだ。中はエアコンが効いており快適だ。続々と客が乗り込み、あっという間に満席になった。割合は欧米系6割、現地人3割、その他旅行者1割といった具合だろうか。ボートは定刻の16時にエンジンをふかし始め、ゆっくりとしたスピードで乳白色の凪いだ海面の上を滑り出した。
トンサラ埠頭着|パンガン島
丁度日が落ちた頃、ボートがパンガン島のトンサラ埠頭に錨を下ろす。船着場にはタクシーの運転手が盛んに客には声をかけているが、それほどしつこくはない。歩いて5分ほどでこの日の宿に到着した。
宿泊した宿はBuakao Inn Guesthouseというところ。港や街の中心街に近く、便利だった。価格も、エアコン付き個室で500~600バーツ程度とリーズナブル。
近くには、Phantip Night Food Marketというナイトマーケットがあり、屋台や食堂がひしめいていて賑わいを見せていた。その中の食堂の一つで夕食を食べ(タイカレーとパッタイで合計100バーツ。安い。)、コインランドリーで洗濯をした。(こちらは1kg/40バーツ。思ったより安くない)
明日はフルムーンパーティなるものに潜入してみたいと思う。